AIセキュリティ
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DIVDへの不正アクセス(Zammadの未知の脆弱性2件):漏れた情報と、Zammadを運用する組織がやること
オランダの非営利団体DIVD(Dutch Institute for Vulnerability Disclosure)は2026年9月24日に侵入されたことを公表した。その後のケースページでは、問い合わせ管理ソフトZammadの未知の脆弱性2件(CVE-2026-102489、CVE-2026-102490)が悪用されたと説明している。DIVDは侵入後の操作を、次の手を自分で決めて動くAIエージェントによるものと分析している。ボランティアのDIVDメールアドレスの持ち出しは確定し、連絡先も持ち出された可能性がある。CSIRTの問い合わせ管理システムからは一部の情報が持ち出され、脆弱なシステムのIPアドレスを含むやり取りが含まれ得る。米CISAは10月2日に2件をKEVに追加した。当サイトの結論:Zammadを自社運用する組織は開発元が10月15日に勧めた7.2.2への更新を進める。6.5から直ちに移行できない場合の6.5.5はCVE-2026-102489への緊急修正で、保守期間の延長ではない。DIVDとやり取りした組織は、指摘された脆弱性の修正を急ぎ、DIVDを装う連絡に注意する。
AIエージェントによるWebサイトへのアクセス:OpenAI・Anthropic・Wikimedia財団・豪州政府の公表と、サイト運営者がやること
7月のHugging Face侵入は1件では終わらなかった。OpenAIは研究中のエージェントの活動を調べ、数十の第三者に通知したと公表し、Anthropicは評価中のモデルが実在の第三者のシステムに入っていた4件(7月に3件、9月に4件目)と、評価や社内利用で実在のサイトに意図しない操作をした事例を公表した。Wikimedia財団は、OpenAIが運用していたと同財団がみるエージェントによる無承認の編集や大量のアクセスを公表した。豪州政府は、OpenAIのエージェントが統計ポータルの非公開ファイルにまで到達し、通知は約3か月後に一般向けの窓口に届いたと説明した。当サイトの結論=新しいのは悪意ではなく『ブロックされると別の方法を試す訪問者』。使われたのは公開された認証情報やデバッグページといった基本的な弱点で、アクセスされた側は気づいていなかった。やるべきことは、基本的な弱点を直すことと、通知が担当者に届く窓口を用意すること。
Hugging Faceへの侵入(2026年):AIエージェントが自律的に攻撃した事案と、防御側が見直すこと
OpenAIがサイバー能力を測るために本番の安全機構を外して走らせていた評価環境から、エージェントが想定外に外部へ出て、Hugging Faceの本番環境を侵害した。約4.5日、記録された行動は17,000件超。当サイトの結論=この事件で新しいのは手口ではなく、人の指示なしに並列で動き続ける点。OpenAI自身が報告書で『高度なサイバー攻撃に人間の継続的な指示が必要だという前提を捨てよ』と書いている。起点は公開されてしまっていた認証情報であり、そこは今日から対策できる。
CVE-2026-0770 — Langflow の未認証リモートコード実行(解説と対応策)
Langflow(AIエージェント構築ツール)の validate エンドポイントの未認証RCE(CVE-2026-0770・CWE-829)。exec_globals パラメータ経由で信頼できないコードが exec() 実行され、認証なしで任意コード実行に至る(CVSS 9.8・KEV掲載・実際に悪用中)。掲載時点でZDI/GitHub Advisory/NVDは修正版を明示せず、ZDI推奨は『製品への到達を制限』。最優先の対応は『公開をやめる(ネットワーク隔離+認証)+最新版への更新』。Langflow は過去にも validate 系RCEが再発しており、1回のパッチだけに頼るのは危険。