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So-net会員データベースへの不正アクセス(So-net会員 約214万件・plala Sコース 約44万件):氏名・電話番号・生年月日などの漏えいと、利用者がやること

ソニーネットワークコミュニケーションズは2026年10月27日、So-net会員データベースへの不正アクセスで、So-net会員情報2,141,986件とplala(Sコース)会員情報443,495件(氏名・電話番号・生年月日など)が漏えいしたと公表しました。4つのメールサービスの54,401アドレスはパスワードも漏えい。利用者が今日やることを整理します。

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対象:So-net、またはplala(Sコース)の会員(2026年3月以降に退会した人を含む)。特に、メールサービス(G)・A-Box・ソネットVAIOメール・PostPetメールアカウントサービスを使っている(いた)人。本記事はソニーネットワークコミュニケーションズの公式発表にもとづく解説で、攻撃の手順は扱いません。

続報待ち:この記事は公式発表に合わせて更新します

2026年10月29日時点

まだ分かっていないこと

  • 原因・侵入の経路
  • 漏洩した人数(件数との関係・重なり)
  • 対象者への個別連絡の方法と範囲
  • 二次被害の有無
  • 補償の有無

同社は、発表とFAQで、新たにお伝えする情報が生じた場合はニュースリリースで報告するとしています。続報の時期は書かれていません。10月29日に同社のFAQを確認し、10月27日の発表以降の新しい発表は見当たりませんでした。

会員・元会員が今日やること

1

自分が対象になり得るかを知る

漏洩が確認されたのは、So-net会員情報(2,141,986件)とplala(Sコース)会員情報(443,495件)です。どちらも現会員と、2026年3月以降に退会した元会員が含まれます。2026年2月末日までに退会した人の漏洩はないとしています。

同社のFAQは、誰が対象かの特定は進めている段階としています。会員だった期間が重なる人は、対象の可能性がある前提で次の手順に進みます。

2

4つのメールサービスを使っていた人:パスワードを再設定する

次の4つのサービスでは、メールアドレスとメールのパスワードの漏洩が確認され、同社が10月27日に初期化しました。

  • メールサービス(G)(無料。@○○○.gyao.ne.jp、@○○○.gate01.com、@○○○.pbc.ne.jp、@○○○.highway.ne.jp)
  • A-Box(追加メールボックス)(有料)
  • ソネットVAIOメール(有料)
  • PostPetメールアカウントサービス(有料)

発表では、マイページ(so-net.ne.jp/mypage)からの再設定を求めています。サービスごとの手続きページは、同社のFAQ(so-net.ne.jp/support/faq)にあります。Outlookなどのメールソフトを使っている場合は、再設定のあとでメールソフトの「パスワード」の設定も新しいものに変えます。反映には数分から30分程度かかることがあります。契約しているサービスはマイページで確認できます。

3

同じパスワードを使い回したサービスを変え、メールの設定を見直す

同社のFAQは、メールアドレスとパスワードが漏洩したことで、情報を得た第三者がメールの閲覧・送受信をできる状況だったため、緊急措置として強制変更したと説明しています。

そこで、そのメールのパスワードを他のサービスでも使っていたなら、そちらも変えます(パスワード漏えいの確認方法/パスワードマネージャーの選び方)。使えるサービスでは2段階認証を有効にします。このメールアドレスを登録に使ったサービスが多い人は、身に覚えのないログイン通知やパスワード再設定のメールが来ていないかも確かめます(当サイトの勧め)。

4

So-netを名乗るメール・SMS・電話のリンクや番号は使わない

同社は、10月27日時点で本件による二次被害は確認していないとしつつ、漏洩した情報を悪用した不審な連絡が届くおそれがあるとして、メール・SMS・電話に応答しない、リンクを開かない、添付ファイルを開かないよう呼びかけています。

今回は氏名・電話番号・生年月日が組み合わさっているため、本物らしい連絡を作れます。「会員情報の確認」「パスワードの再設定」「お詫びの返金」などの連絡が来ても、本文のリンクや書かれた電話番号は使わず、自分で開いた公式サイトか、特設ダイヤル(0120-36-8887)で確かめます。

5

plala(Sコース)の会員:ドコモ光の利用者も確認する

plala(Sコース)は、ドコモ光のプロバイダーの一つとして案内されているサービスです(NTTドコモの公式ページ。2024年2月29日に新規申込は終了し、既存の契約者は継続して利用できるとされています)。ドコモ光でこのプロバイダーを選んでいた人は、plala(Sコース)会員情報の対象になり得ます。会員情報では口座情報の漏洩は一切ないとされています。問い合わせ先は、今回の件については同社の特設ダイヤルです。

6

口座情報・会員様通知書情報の対象者:個別の連絡を窓口で確かめる

銀行口座情報(金融機関名、支店名、預金種目、口座番号、口座名義人など)16件と、パスワード再設定用の通知書情報7件が漏洩したとされ、同社は対象者に個別に連絡するとしています。口座暗証番号は保有していないとしています。通知書情報の対象者では、パスワードも初期化したとしています。

連絡を受けたら、まず本物かを、特設ダイヤルに自分で電話して確かめます。口座番号の件は、暗証番号やパスワードを聞く連絡には応じず、不審な点があれば取引先の銀行や警察に相談します(全国銀行協会・警察庁の一般的な注意。本件についての注意ではありません)。

① So-netを名乗るメール/SMS/電話

氏名・電話番号・生年月日が正しい → ここでは判断しない

↓

② リンク・番号は使わず、公式サイトを自分で開くか、特設ダイヤルに自分で電話する

So-net特設ダイヤル 0120-36-8887

↓

③-A 確かめられない要求

パスワード・暗証番号・カード番号の入力、添付ファイルを開く → 応じない

③-B 公式サイトにも同じ案内がある

手続きは公式サイトの案内に沿って行う

届いた連絡の中身が正確かどうかではなく、自分で開いた公式サイトや特設ダイヤルで確かめられるかどうかで判断する。

何が起きたのか(ソニーネットワークコミュニケーションズの発表より)

以下は、同社が2026年10月27日に公表した「So-net会員データベースへの不正アクセスに伴う情報漏洩に関するお詫びとお知らせ」と、同社のFAQにもとづきます。件数は区分ごとに分かれているため、当サイトでは足し合わせていません。

  1. 2026年10月19日(月)

    So-net会員データベースに、外部から不正アクセスを受けた
  2. 10月23日(金)

    不正アクセスがあったことを確認。確認後、速やかに対象のサーバを停止し、不正アクセス元からの通信を遮断
  3. 10月24日(土)

    調査の結果、個人情報の漏洩が認められ、その項目と件数を把握
  4. 10月27日(火)

    公表。メールのパスワードを初期化(FAQによれば10時頃から順次)。特設ダイヤルを設置。発表は、個人情報保護委員会にも報告済みとしている(報告日の記載なし)
2,141,986件
So-net会員情報(現会員+2026年3月以降の元会員、同社)
443,495件
plala(Sコース)会員情報(同上、同社)
54,401アドレス
メールのパスワードも漏洩した4サービスの合計(同社の内訳の合計)
漏洩した情報(ソニーネットワークコミュニケーションズの発表から)
So-net会員情報
2,141,986件(現会員1,869,771件、元会員272,215件)。氏名、電話番号、メールアドレス、ユーザーID、生年月日、性別、インターネット接続用ID。パスワードの漏洩はない
メールアドレスとパスワード
メールサービス(G)24,655、A-Box 17,672、ソネットVAIOメール 7,005、PostPetメールアカウントサービス 5,069(いずれもアドレス数)。10月27日に初期化
plala(Sコース)会員情報
443,495件(現会員422,365件、元会員21,130件)。項目はSo-net会員情報と同じ。パスワードの漏洩はない
銀行口座情報
16件(金融機関名、銀行番号、支店名、支店番号、預金種目、口座番号、口座名義人)。口座暗証番号は保有していない。plala(Sコース)会員では漏洩なし
会員様通知書情報
7件(パスワード再設定用に発行する通知書の情報)。パスワードを初期化し、個別に連絡するとしている
含まれないもの
クレジットカード情報(上記いずれにも含まれない)。NUROを含む上記以外のサービスの情報漏洩は確認していない
問い合わせ
So-net特設ダイヤル 0120-36-8887(平日・土曜10:00〜18:00。11月1日(日)、3日(祝)も受付)

「元会員」は2026年3月以降に退会した人で、同社のFAQは、最終月の請求や問い合わせ対応のため、退会後も一定期間情報を保持していると説明しています。

分かっていること・分かっていないこと

2026年10月29日時点の状態です。続報が出たら、この表を書き換えます。

項目発表の内容状態
不正アクセスがあったこと10月19日に外部から受け、10月23日に確認確定(同社)
氏名・電話番号・メールアドレス・ユーザーID・生年月日・性別・インターネット接続用ID(So-net会員)2,141,986件漏えいを確認(同社)
同じ項目(plala Sコース会員)443,495件漏えいを確認(同社)
メールアドレスとパスワード4サービス計54,401アドレス。10月27日に初期化漏えいを確認(同社)
銀行口座情報16件。口座暗証番号は保有していない漏えいを確認(同社)
会員様通知書情報7件漏えいを確認(同社)
会員情報のパスワード漏洩はない。マイページのパスワード、基本メールボックスのパスワードは確認されていない(FAQ)含まれない(同社)
クレジットカード情報含まれない(保持していない、FAQ)含まれない(同社)
NUROなど他のサービス情報漏洩は確認していない確認されていない(同社)
メール4サービスとの関係メールの対象は「So-net現会員・元会員のうち」と記載。会員情報(①③)との重なりは記載なし記載なし
人数件数で公表。区分間の重なりは記載なし記載なし
原因・侵入の経路「第三者からの不正アクセス(調査中)」調査中
対象者への個別連絡発表は「対象のお客様には個別にお詫びのご連絡」、FAQは口座情報・通知書情報の対象者に個別に連絡と記載。方法の記載なし記載なし
二次被害10月27日時点で確認していない。不審な連絡のおそれへの注意あり確認されていない(同社)
補償記載なし記載なし

読み方の注意:件数は人数ではなく、発表とFAQで表現が少し違う

数字はすべて「件」(メールは「アドレス」)で、人数ではありません。同じ人がSo-netとplala(Sコース)の両方に、またはメールを複数持っていれば、人数は件数より少なくなり得ますが、重なりは書かれていません。同社のFAQは「流出した可能性のある個人情報は、最大258.6万件です」「可能性が高い」と書き、発表は「漏洩が認められ」「漏洩した情報は以下の通り」と書いています。当サイトは発表に従い「漏えいを確認(同社)」としつつ、FAQの件数は「最大」の数字として扱います。

漏れた項目の組み合わせで何が起きうるか

以下は、今回の項目の組み合わせから一般に起きうることで、本件で起きたと同社が公表しているものではありません。

  • 氏名+電話番号+生年月日+ユーザーID:So-netを名乗るSMS・電話で、本人確認を装う連絡が作れる。生年月日は「本人しか知らない」と見せかける材料になりやすい
  • メールアドレス+メールのパスワード:メールを読まれたり送られたりしうる。そのメールで他のサービスのパスワード再設定の連絡を受け取れてしまう(FAQもこの点を強制変更の理由に挙げている)
  • インターネット接続用ID:接続のパスワードそのものではないが、プロバイダーの契約者を装う連絡の材料になりうる(一部サービスの接続パスワードの漏洩は確認されていないと同社)
  • 口座情報:銀行を装う連絡に使われうる(対象は16件で、同社が個別に連絡する)

どれも、届いた連絡のリンクや番号を使わず、自分で開いた公式サイトや特設ダイヤルで確かめれば防げるものが中心です。続報は同社のニュースリリースで確かめてください。

運営者が見直すこと

原因は公表されていないため、ここでは公表された内容から言えることだけを挙げます。

  • 退会後に持ち続ける情報の範囲と期間:同社は、請求や問い合わせのため退会後も一定期間情報を保持しているとしています。今回、2026年3月以降の元会員が対象に含まれました。保持の目的と期間を決め、期間を過ぎた情報を消す運用を点検します。
  • メールのパスワードをどう持っていたか:4サービスではメールのパスワードが漏洩しました。同社の発表は保存の方法を書いていないため、どう保管されていたかは分かりません。一般に、パスワードは元の文字列に戻せない形で保存し、漏洩時に利用者へ影響が及ばないようにしておく必要があります。
  • 漏洩時の初動の速さ:同社は確認後すぐにサーバを停止し、メールのパスワードを公表と同じ日に初期化しました。第三者がメールを読める状態を早く止める措置として、公表された経緯から言える点です。

出典(公開記録)

本記事の事実関係は、以下の公開情報にもとづきます。公表されていない原因・人数・侵入の経路は推測していません。

  • ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社「So-net 会員データベースへの不正アクセスに伴う情報漏洩に関するお詫びとお知らせ」(2026年10月27日) — sonynetwork.co.jp(PDF)
  • So-net「So-net 会員データベースへの不正アクセスに関するご質問と回答」(10月29日に確認) — so-net.ne.jp
  • NTTドコモ「ドコモ光 plala(Sコース)」(ドコモ光のプロバイダーの案内) — docomo.ne.jp
  • 全国銀行協会(一般的な注意) — zenginkyo.or.jp / 警察庁(一般的な注意) — npa.go.jp

更新履歴

2026-10-29:初版。ソニーネットワークコミュニケーションズの10月27日の発表と同社のFAQ(10月29日に確認、10月27日の発表以降の新しい発表は見当たらず)にもとづく。原因・人数・補償が公表されたら更新します。

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よくある質問

QSo-netの不正アクセスで何が漏れたのですか?
A

ソニーネットワークコミュニケーションズの10月27日の発表によれば、So-net会員情報2,141,986件とplala(Sコース)会員情報443,495件で、氏名、電話番号、メールアドレス、ユーザーID、生年月日、性別、インターネット接続用IDが漏洩しました。これらではパスワードの漏洩はないとしています。このほか、メールサービス(G)・A-Box・ソネットVAIOメール・PostPetメールアカウントサービスの計54,401アドレスはメールアドレスのパスワードも漏洩し、銀行口座情報16件とパスワード再設定用の通知書情報7件も漏洩しました。

Q自分は対象ですか?
A

同社のFAQは、対象の特定と範囲の確認を進めているとしています。対象に含まれるのは、現会員のほか、2026年3月以降に退会した元会員で、2026年2月末日までに退会した人の漏洩はないとしています。So-netまたはplala(Sコース)の会員だった人は、対象の可能性がある前提で動いてください。メール4サービスの契約状況はマイページで確認できます。口座情報と会員様通知書情報の対象者には個別に連絡するとしています。それ以外の人への個別連絡の方法や範囲は、発表とFAQで書き方が異なり、はっきりしません。

Qパスワードやクレジットカードは漏れましたか?
A

同社によれば、会員情報(So-netとplala Sコース)ではパスワードの漏洩はありません。ただしメール4サービス(メールサービス(G)、A-Box、ソネットVAIOメール、PostPetメールアカウントサービス)の計54,401アドレスはメールアドレスのパスワードが漏洩し、同社が10月27日に初期化しました。マイページのログイン用パスワードと、基本メールボックスのパスワードは、漏洩を確認していないとしています。クレジットカード情報は、同社が保持しておらず、漏洩した情報に含まれません。

Q原因は何ですか?
A

公表されていません。同社は原因を「第三者からの不正アクセス(調査中)」とし、個人情報保護委員会にも報告して原因と影響範囲を調査しているとしています。侵入の経路は書かれていません(2026年10月29日時点)。

QSo-netを名乗るメール・SMS・電話が来たら?
A

同社は、10月27日時点で本件による二次被害は確認していないとしたうえで、漏洩した情報を悪用した不審な連絡が届くおそれがあるとして、メール・SMS・電話に応答しない、リンクを開かない、添付ファイルを開かないよう呼びかけています。氏名・電話番号・生年月日が正しく書かれていても本物とは判断できません。自分でブックマークや検索から開いたSo-netの公式サイトか、特設ダイヤル(0120-36-8887)で確かめてください。

Qメールのパスワードを初期化されて使えなくなりました。どうすればいいですか?
A

同社の案内では、まず使っているメールサービスごとのパスワード変更手続き(発表ではマイページから)で再設定します。Outlookなどのメールソフトを使っている場合は、再設定したあとで、メールソフトの設定にある「パスワード」も新しいものに変えます。変更の反映には数分から30分程度かかることがあります。マイページにログインできないときは、ユーザーIDとパスワードの確認・再設定のページ、または特設ダイヤルを使います。