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IDAREに不正アクセス(12万9,659人):残高・取引履歴や一部の本人確認書類の番号が漏えい、利用者がやること

キャッシュレスアプリ「IDARE」への不正アクセスで、2026年9月27日までの登録者12万9,659人の電話番号・メールアドレス・残高・取引履歴などが漏えいしました。一部の人は本人確認書類の番号も含まれます。公式発表をもとに、漏れた項目でできること・できないことと、今日やることを整理します。

公開日 2026-10-14 更新日 2026-10-14 最終確認 2026-10-14 22分で読める

対象:キャッシュレスアプリ「IDARE(イデア)」に2026年9月27日までに登録した人(退会した人を含む)と、顧客対応に外部のソフトウェアを使っているサービスの運営者。本記事は運営会社の公式発表にもとづく解説で、攻撃や詐欺の手順は扱いません。

続報待ち:この記事は公式発表に合わせて更新します

2026年10月14日時点

まだ分かっていないこと

  • いつ・どのように気づいたか
  • 第三者による調査の結果
  • 本人確認書類の番号などが漏れた「一部の対象者」の人数
  • 番号が対象になった書類の種類
  • 個別メールの送信元と送信完了の時期

同社は10月13日に公表し、対象者にメールで個別に案内するとしています。続報の予定については「本件に関して新たな情報が判明した場合には、当社Webサイトにて速やかにご報告」するとしています。10月14日の時点で、お知らせ一覧に続報はありません。

IDAREの利用者が今日やること

1

自分が対象か、どの項目が漏れたかを確かめる

対象は、2026年9月27日までにIDAREに登録した人です。退会した人も含みます。漏えいした項目は利用状況によって異なり、同社が対象者にメールで個別に案内するとしています。

メールに書かれたリンクからは操作せず、IDAREのアプリを自分で開くか、公式サイトをブックマークや検索から開いて確認してください。問い合わせの窓口は、アプリ内の「お問い合わせ」と、Webサイトのお問い合わせフォームです。

2

IDAREを名乗る連絡に、パスワード・暗証番号・認証コードを答えない

同社は、同社やIDAREを装った不審なメール・SMS・電話が来る可能性があるとしています。そのうえで、同社がメール・SMS・電話でパスワード、暗証番号、セキュリティコード、多要素認証の認証コードなどを尋ねることはないとしています。

今回は残高と取引履歴が漏れているため、偽の連絡に本当の残高や最近の買い物が書かれていることがありえます。内容が合っていても本物の証拠にはなりません。身に覚えのない連絡のリンクや添付ファイルは開かず、個人情報を入力しないでください(見分け方は フィッシングとは)。

同社によれば、ログインには、登録した方法による多要素認証(パスワードに加えて別の方法で本人かを確かめる仕組み)が必須です。逆に言えば、認証コードを他人に伝えると、この守りが働かなくなります。

3

カード会社・銀行を名乗る連絡は、届いた経路ではなく自分で調べた窓口で確かめる

一部の人は、入金用に登録したクレジットカード番号の先頭6桁と下4桁、銀行口座番号の下3桁も漏えいしました。カード番号の先頭6桁からは、一般にカードの発行会社やブランドが分かります。

このため、「ご登録のカード(下4桁 ××××)に不正利用の疑いがあります」のように、本物らしく書かれたカード会社や銀行を名乗る連絡がありえます。連絡に書かれた電話番号やリンクは使わず、カードの裏の番号、通帳、銀行やカード会社の公式アプリから問い合わせてください。同社は、全桁の番号・有効期限・セキュリティコード・暗証番号は保持しておらず、取得の可能性はないとしています。

4

アプリの取引履歴を確認し、身に覚えのない取引があればカードをロックする

同社は、10月13日時点で不正な取引は確認されておらず、残高は保全されているとしています。それでも、アプリの取引履歴に心当たりのない決済がないかを一度見ておくと安心です。

同社のヘルプセンターの補償制度の案内では、不正利用に気づいたら、まずアプリからカードをロックし、アプリの「お問い合わせ」で「身に覚えのない取引」を選んで、決済日時・金額・加盟店名を伝えるよう求めています。補償の対象は、損害の発生日から30日以内に同社と警察署に申告したものに限られます。

同じ案内では、利用者自身が行った取引は、第三者に強要された場合も含めて補償の対象外とされています。電話やメッセージで指示されて、自分で送金や決済の操作をしないでください。

5

本人確認書類の番号が漏れた人は、信用情報機関への本人申告を検討する

一部の人は、本人確認のときに申請した氏名・住所・性別・利用目的と、本人確認書類の番号が漏えいしました。どの書類(運転免許証など)の番号かは発表に書かれていません。本人確認書類の画像、顔の画像、マイナンバーは漏えいしていないとしています。

画像がなく番号だけでも、氏名・住所・生年月日と組み合わさると、なりすましの申し込みに使われるおそれがあります。備えとして、信用情報機関(CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター)への本人申告を検討してください。費用や登録期間、自分の信用情報を開示して確かめる方法は 運転免許証の情報が漏れたら:悪用を防ぐためにやること にまとめています。

なお、銀行口座の開設などのオンライン本人確認は、2027年4月から書類の画像を送る方法が原則廃止され、ICチップの読み取りに変わります。読み取りにはカードの実物と暗証番号が必要です(オンラインの本人確認がICチップ読み取りに変わる)。

6

LADDERに年収・勤務先を入力した人は、融資の勧誘に応じない

2021年10月までに登録した人のうち、貸付サービス「LADDER」(2021年10月に終了)を使うために年収や勤務先などを入力した人は、その情報も漏えいしました。

年収や勤務先を知っていることを材料にした、融資やお金の相談を装う連絡には応じないでください。Fivotは本件とは別に、2026年4月7日のお知らせで、同社の従業員やサービス名を名乗る偽の融資勧誘に注意するよう呼びかけています。その中で、同社が端末を送って個人情報や口座情報の入力・返送を求めることはないとし、公式サイトとして fivot.co.jp・idare.jp・flex-capital.jp を挙げています。

7

お金を払った・情報を伝えたときは、すぐ相談する

不審な連絡に応じて送金した、認証コードや暗証番号を伝えた、カード情報を入力した、という場合は、IDAREのアプリでカードをロックし、カード会社や銀行にも連絡してください。

あわせて、警察相談専用電話(#9110)や消費者ホットライン(188)にも相談できます。偽のページにパスワードを入力してしまった場合は、すぐに変更し、同じパスワードを他のサービスで使っていればそちらも変えます(パスワードマネージャーの選び方)。

何が起きたのか(Fivotの発表より)

IDAREは、株式会社Fivotが運営する「貯まるキャッシュレス」をうたうアプリで、同社の説明では個人向けのプリペイドカード事業です。同社は2026年10月13日、IDAREの公式サイトに「「IDARE」における不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお知らせとお詫び」を掲載しました。以下はすべて同社の発表内容です。

  1. 2026年8月10日〜9月27日

    カスタマーサポート等の業務のために導入していた外部ソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセスを受け、複数回にわたり同社のデータベースの情報が第三者に取得された。
  2. 判明後(日付は記載なし)

    不正アクセスの経路を遮断し、そのソフトウェアの利用を終了。関連する認証情報の更新を完了。以後、新たな不正アクセスは確認されていないとしている。
  3. 10月13日

    公式サイトで公表。法令に基づく報告や、弁護士を含む第三者による調査などを進めているとし、対象者にメールで個別に案内するとした。
12万9,659人
漏えいの対象者(9月27日までの登録者、退会済みを含む)
8月10日〜9月27日
不正アクセスがあった期間(2026年)
残高・取引履歴
全員について漏えいした項目のうち、この件に特有のもの
確認なし
不正な取引(10月13日時点)
漏えいした情報(同社の発表から)
全員
電話番号、メールアドレス、生年月日、ユーザーID、表示名などの登録情報/アカウントの設定情報・ステータス、残高情報、取引履歴/IDAREカードの名義、有効期限
一部の人:本人確認
氏名、住所、性別、利用目的、本人確認書類の番号などの、本人確認のときの申請内容
一部の人:カード・口座
IDAREカード番号の下4桁、入金用クレジットカード番号の先頭6桁と下4桁、入金用銀行口座番号の下3桁
一部の人:その他
リアルカードのアクティベーションコード(第三者のアカウントからは使えないとしている)、2021年10月までに登録し、貸付サービス「LADDER」のために年収・勤務先などの属性情報を入力した人の、その情報
漏えいしていない
本人確認書類の画像、顔の画像、マイナンバー、ログインパスワード、IDAREカード番号の全桁・セキュリティコード・暗証番号、登録クレジットカード番号の全桁・セキュリティコード・有効期限・暗証番号、銀行口座番号の全桁・暗証番号
対応
経路を遮断し、外部ソフトウェアの利用を終了、認証情報を更新。法令に基づく報告、弁護士を含む第三者による調査
再発防止策
ソフトウェアの脆弱性情報を継続して監視する体制、アクセスログの監視・アラートの体制、外部専門家による第三者調査の受け入れ、情報管理体制の強化
問い合わせ
アプリ内の「お問い合わせ」、またはWebサイトのお問い合わせフォーム

分かっていること・分かっていないこと

2026年10月14日時点の同社の発表をもとに整理しました。続報が出たら、状態の欄を書き換えます。

項目発表の内容状態
不正アクセスの期間2026年8月10日〜9月27日、複数回確定
原因カスタマーサポート等のために導入していた外部ソフトウェアの脆弱性の悪用確定(ソフトウェア名・詳細は記載なし)
対象の人数9月27日までの登録者12万9,659人(退会済みを含む)確定
登録情報・残高・取引履歴・カードの名義と有効期限全員について漏えい漏えいを確認(同社)
本人確認書類の番号・氏名・住所など一部の人について漏えい漏えいを確認(同社)
カード番号の一部・口座番号の一部一部の人について漏えい(IDAREカード下4桁、入金用クレジットカード先頭6桁と下4桁、口座下3桁)漏えいを確認(同社)
LADDERの年収・勤務先など2021年10月までに登録し、LADDERのために入力した人について漏えい漏えいを確認(同社)
「一部の対象者」の人数書かれていない記載なし
番号が対象になった書類の種類書かれていない記載なし
入金用口座の銀行名漏えいした項目の一覧に書かれていない記載なし
ログインパスワード取得の可能性はない含まれない(同社)
書類・顔の画像、マイナンバー流出はない含まれない(同社)
カード・口座の全桁、セキュリティコード、暗証番号同社が保持していない、または参照できない含まれない(同社)
いつ・どう気づいたか書かれていない記載なし
第三者による調査弁護士を含む第三者による調査を進めている調査中
不正な取引10月13日時点で確認されていない確定(時点つき)
個別の通知対象者にメールで個別に案内(送信元の表示は記載なし)進行中

漏れた項目でできること・できないこと

漏れた項目ごとに、それだけではできないことと、一般に起こりうること、対応する行動を並べました。ここに書いたのは同じ組み合わせの情報が漏れたときに一般に起こりうることで、この件で実際に起きたという意味ではありません。

漏れた項目それだけではできないこと一般に起こりうることやること
電話番号・メールアドレス・表示名ログイン(パスワードと多要素認証が必要)IDAREを名乗るメール・SMS・電話リンクを開かず、アプリを自分で開く
残高・取引履歴お金の引き出しや決済本当の金額や買い物を言い当てて信用させる連絡内容が合っていても応じない
IDAREカードの名義・有効期限・下4桁カードでの決済(全桁とセキュリティコードが必要)「カードが不正利用されています」と装う連絡カードの確認はアプリで行う
入金用クレジットカードの先頭6桁・下4桁カードでの決済発行会社を名乗る本物らしい連絡カードの裏の番号に自分でかける
入金用口座の下3桁口座からの引き出し銀行を名乗る連絡の材料暗証番号・ログイン情報を答えない
本人確認書類の番号+氏名・住所・生年月日画像を使った本人確認(画像は漏えいなし)なりすましの申し込み信用情報機関への本人申告
LADDERの年収・勤務先—融資やお金の相談を装う勧誘勧誘に応じない、公式サイトを確かめる

漏れた情報で起こりうること

  • 残高や最近の取引を書いて、本物らしく見せたメール・SMS・電話
  • 「不正利用を止める」「返金する」を名目に、認証コードや暗証番号を聞き出す連絡
  • 電話で指示して、本人に送金や決済の操作をさせる手口
  • 氏名・住所・生年月日・書類の番号を使った、なりすましの申し込み

漏れた情報だけではできないこと

  • パスワードと多要素認証なしに、IDAREアカウントへログインすること(同社)
  • カード番号の全桁やセキュリティコードを使う決済(同社は保持していない)
  • 書類や顔の画像を使った本人確認(画像は漏えいなし)
  • 他人のアカウントでリアルカードのアクティベーションコードを使うこと(同社)

電話番号・メール+残高・取引履歴

↓

本当の金額や買い物を書いた、IDAREを名乗る連絡

→ リンクを開かず、アプリを自分で開いて確かめる

カード番号の先頭6桁・下4桁+口座の下3桁

↓

カード会社・銀行を名乗る本物らしい連絡

→ カードの裏の番号や公式アプリから問い合わせる

氏名・住所・生年月日+本人確認書類の番号

↓

本人らしく見せた申し込み

→ 信用情報機関への本人申告と開示

漏れた項目の組み合わせと、それに対応する行動

キャッシュレスアプリから漏れた情報の特徴は、氏名やメールアドレスに加えて、本人しか知らないはずの金額や取引が含まれることです。偽の連絡が「あなたの残高は○○円」「昨日の○○での支払い」と正確に書けてしまうため、内容が合っているかどうかでは本物を見分けられません。見分け方は内容ではなく経路です。自分でアプリを開く、カードの裏の番号にかける、という確認の仕方を決めておくと迷いません。

運営者向け:顧客対応のための外部ソフトウェアが、顧客データベースに届くとき

同社は、カスタマーサポート等のために導入していた外部ソフトウェアの脆弱性が悪用され、データベースの情報が取得されたとしています。どのソフトウェアか、どういう脆弱性かは公表されていないため、ここでは公表された経緯から言えることに絞ります。

1

顧客対応のツールが、何をどこまで読めるかを一覧にする

問い合わせ管理やチャットなどの顧客対応ツールは、担当者が利用者の状況を確かめるために、会員情報や取引の画面とつながっていることが多くあります。まず、こうした外部ツールごとに、読める項目と、使っている認証情報(APIキーやデータベースのアカウント)を一覧にします。

本人確認書類の番号や取引履歴のように、日常の問い合わせ対応で全件を読む必要のない項目は、ツールから読めないようにするか、1件ずつ照会する形に絞ります。

2

分けて保管した情報は守られた、という事実を設計に生かす

同社は、本人確認書類の画像、顔の画像、ログインパスワードなどについて、今回不正アクセスを受けたシステムからは参照できない仕組みで管理していたか、そもそも保持していなかったため、取得の可能性はないとしています。

重い情報を別の保管場所と別の権限に分けておくと、一部のシステムが破られても持ち出される範囲が限られます。カード番号の全桁のように、自社で持たなくてよい情報は持たないことが最も確実です。

3

終了したサービスのデータの扱いを決める

今回は、2021年10月に終了した貸付サービスのために入力された年収・勤務先などの情報も対象に含まれました。保存していた理由は発表に書かれておらず、貸付業務の記録には法令上の保存義務がある場合もあります。

一般に、終了したサービスのデータは、法令で保存が必要なものとそうでないものに分け、不要なものは消し、残すものは日常業務のシステムから読めない場所に移します。

4

外部ツールの認証情報による大量の読み出しに、通知をかける

不正アクセスは8月10日〜9月27日に複数回あったとされています。同社は再発防止策に、ソフトウェアの脆弱性情報の継続的な監視と、アクセスログの監視・アラートの体制を挙げています。

最初の1つとしては、外部ツールが使うデータベースのアカウントやAPIキーごとに、1時間あたりに読み出す件数の上限を決め、普段の数倍を超えたら担当者に通知する設定が始めやすい形です。導入している外部ツールの脆弱性情報は、提供元のお知らせやセキュリティ情報を購読して追います。

出典(公開記録)

本記事の事実関係は、以下の公開情報にもとづきます。公表されていない人数の内訳や原因の詳細は推測していません。

  • 株式会社Fivot(IDARE)「「IDARE」における不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお知らせとお詫び」(2026年10月13日) — idare.jp
  • IDAREヘルプセンター「IDARE不正利用に対する補償制度について」(2025年5月8日改定) — idare.zendesk.com
  • 株式会社Fivot「【重要】当社および当社サービスを騙る虚偽の融資勧誘にご注意ください」(2026年4月7日。本件とは別のお知らせ) — fivot.co.jp

更新履歴

2026-10-14:初版。Fivotの10月13日の発表にもとづく。同日、お知らせ一覧に続報がないことを確認した。

次に読む

よくある質問

QIDAREの不正アクセスで何が漏れたのですか?
A

株式会社Fivotの2026年10月13日の発表によれば、対象者全員について、電話番号・メールアドレス・生年月日・ユーザーID・表示名などの登録情報、IDAREアカウントの設定情報とステータス、残高情報、取引履歴、IDAREカードの名義と有効期限が漏えいしました。一部の人については、氏名・住所・性別・利用目的・本人確認書類の番号などの本人確認時の申請内容、IDAREカード番号の下4桁、入金用に登録したクレジットカード番号の先頭6桁と下4桁、入金用に登録した銀行口座番号の下3桁、リアルカードのアクティベーションコード、貸付サービス「LADDER」のために入力した年収・勤務先などの属性情報も漏えいしました。どの項目が対象かは利用状況によって異なり、同社が個別にメールで知らせるとしています。

Q自分が対象かどうかはどう確かめればいいですか?
A

対象は、2026年9月27日までにIDAREに登録した人で、退会済みの人も含みます(12万9,659人)。同社は対象者にメールで個別に案内するとしています。届いたメールのリンクからではなく、IDAREのアプリを自分で開くか、公式サイトをブックマークや検索から開いて確認してください。問い合わせは、アプリ内の「お問い合わせ」か、Webサイトのお問い合わせフォームが窓口です。

Qパスワードやカード番号は漏れましたか?お金を使われますか?
A

同社は、ログインパスワード、IDAREカード番号の全桁、セキュリティコード、暗証番号、登録したクレジットカードの番号の全桁・有効期限・セキュリティコード、銀行口座番号の全桁は、今回のシステムから参照できないか、同社が保持していないため、取得された可能性はないとしています。ログインには多要素認証が必須で、漏えいした情報だけでは第三者がログインできないとしています。10月13日時点で不正な取引は確認されておらず、残高は保全されているとしています。当サイトの判断では、この件だけを理由に、パスワードの変更やカードの再発行を急ぐ必要はありません。

Q原因は分かっていますか?
A

同社は、カスタマーサポート等の業務のために導入していた外部ソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセスだったとしています。不正アクセスの経路を遮断し、そのソフトウェアの利用を終え、関連する認証情報を更新したとしています。どのソフトウェアか、いつどのように気づいたか、弁護士を含む第三者による調査の結果は、2026年10月14日時点で公表されていません。

QIDAREやカード会社を名乗る連絡が来たら?
A

同社は、同社やIDAREを装ったメール・SMS・電話が来る可能性があるとし、同社がこれらの手段でパスワード・暗証番号・セキュリティコード・多要素認証の認証コードなどを尋ねることはないとしています。身に覚えのない連絡のリンクや添付ファイルは開かず、個人情報を入力しないでください。本当の残高や最近の取引、カード番号の下4桁が書かれていても、本物の証拠にはなりません。確認は、アプリやカードの裏の番号など、自分で調べた窓口から行います。

Q残高や取引履歴が漏れると、何に注意すればいいですか?
A

残高や取引履歴だけでお金を引き出したり、決済したりすることはできません。注意したいのは、実際の残高や最近の買い物を言い当てて信用させ、「不正利用を止める」「返金する」などの名目で認証コードを聞き出したり、送金や決済の操作をさせたりする連絡です。同社の補償制度では、利用者自身が行った取引は、第三者に強要された場合も含めて補償の対象外とされています。身に覚えのない取引を見つけたら、アプリでカードをロックし、アプリの「お問い合わせ」から連絡してください。